42歳、AppleとlifeHackと人生と・・・

lifehacker.jpライター。happy-applelife管理人。僕の行動でちょっとでも世の中をよくすることができたら、ちょっとでも誰かHappyにすることができたらうれしいです。




君去りし後。キヨシローさんがいなくなって・・・

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ふと、RCサクセションの「お墓」が聞きたくなって、アルバム「OK」のCDを聞いていた午前中。

いつものように、iPhoneで情報収集しているとこんな記事が。

 

忌野清志郎の命日に、26年の歳月を経て発表された書き下ろし : ライフハッカー[日本版]

 

ん、ライフハッカーキヨシローさんの本を紹介?気になって記事を読んでみました。そうして気がつきました、今日5月2日はキヨシローさんの命日だったことを。そしてその命日に「ネズミに捧ぐ詩」という本が、発売されることを知りました。

「ネズミに捧ぐ詩」のことは知っていて、先日発売された「エリーゼのために 忌野清志郎詩集 (角川文庫)」とともに、僕のamazonのほしいものリストに登録していました。

 

そうか、突然「お墓」が聞きたくなったのは、なにか虫の知らせのようなものだったのかなあ。

 

僕が初めてキヨシローさんに出会ったのは、18歳だったと思います。(もちろん、実際にあったことはないんです、"知った"という意味です)初めて買ったのはベスト版だったと思います。「ぼくの好きな先生」「雨上がりの夜空に」「トランジスタ・ラジオ」は何度も、繰り返し聞きました。なんといっても声が魅力的で、18歳の僕はすぐに魅了されました。それまでの僕は、ロックを聞いたことがなく、音楽といえば歌謡曲で、持っているCDもテレビやラジオでよく聞く曲ばかりだった気がします。

それが、きっかけは覚えていないんだけど、キヨシローさんに出会ったことで、ロックを聴き始めるきっかけになりました。そしてキヨシローさんという人、音楽、思想やロックは僕を変えていきました。

 

18歳、専門学校にいくために一人暮らしを始めた年齢でした。そして、流されるように生きている自分に嫌気というか、こんな生き方でいいのかという疑問が湧き、1年で専門学校を中退しました。そしてそんな自分が変わるためには、哲学を学ばなければいけないと思いこみ、そのために大学にいくしかない、ということで予備校に通い始めました。しかし、高校時代、商業高校に通っていて、大学進学のための勉強なんて一切していません。それどころか授業なんて聞いておらず、麻雀するか本を読んだりと落第生もいいところです。今思えばとっても無謀なことを考えたものだと思います。中退して大学行くことを高校の時の担任だった先生に相談したところ「かなり難しいぞ」と言われたことを思い出します。(そりゃ難しいですよね)

まあ、それでも受験失敗したら死ぬしかないなと覚悟を決め、一年間必死に勉強しました。結果、志望校にも合格することができました。その後、合格を高校の担任に伝えに行くと、「正直落ちると思っていた」なんて言われてしまいました(笑)

 

今39歳の僕からみてもかなり無謀な挑戦だと思うし、同じ立場の19歳にがんばれと応援はしつつも、合格を信じることはできないかなあと思います。

でも、当時の19歳だった無謀な挑戦を始めた僕を、ロックだなあと思ってしまいます。美化し過ぎかもしれないけれど、若さゆえの無茶、初期衝動的に大学を目指したこと、あれはロックしていたなあ!

キヨシローさんに、ロックに出会ってなかったら、中退して大学にいく、なんてことを思いすらせず、ただなんとなく時は流れ、流れるままに僕は専門学校を卒業して、社会にでて、そして相変わらず流されるままに、自分の人生を生きていたんじゃないだろうか。

 

大学では軽音楽部にはいってバンドを始めました。もちろんキヨシローさんの影響です。大学では、いろんなことをやってみようと思っていました。今まで自分は、自分から行動を起こすことなく、ただただ流されるままに生きてきた。でも自分から行動を起こして掴んだ大学というチャンス。そこでは、勉強、音楽などやりたいことを、しっかりとやってみようと思いました。

できたこともあれば、やろうと思ってもできなかったこと、いろいろあります。でも充実した4年間を過ごせたなあと思います。

 

大学ではキヨシローさんの音楽、本により触れるようになりました。そこからロックな精神(自分なりの解釈では、それは自分のマイノリティさを肯定する自信と、大きな体制への従順ならざることの美学)をより深く学びました。

 

今の僕は39歳で、社会にでて15年が経ち、それなりに厳しい現実をみて、生きること大変さを知り、大学時代には嫌悪していた"大人、社会人"になってしまった部分があります。(きっと大学生の僕は今の僕を否定するだろう。でも今の僕は、まんざらでもなかったりするんですが)でも心の奥底にはロックの精神が、消しても消せない火が灯っているのは、それは間違いなくキヨシローさんの音楽に出会って、キヨシローさんという人間を知って、そこからロックを知ったからだと思います。

 

突然「お墓」を聞きたくなったことやライフハッカーの記事でキヨシローさんの本が紹介されていたこと、今日がキヨシローさんの命日だったこと、きっとこれは偶然ではなくて、必然なんじゃないかなあ、なんて思ってしまいます。衝動的にものを買ったりしない僕ですが、キヨシローさんのネズミに捧ぐ詩、気がつけばAmazonで注文してしまいました。久しぶりにキヨシローさんの本を読みたくて。

 

今日、キヨシローさんの命日とわかった午前中からずっと、RC、忌野清志郎&2・3'sなどCDを流しています。曲を聞くと、よく聞いていた19歳前後の頃のに住んでいた部屋の風景や匂い、友達が浮かんできます。

 

勢いで、僕のキヨシローさんについての思いを書き綴ってきました。いつもなら、ブログを書いた後、数時間置いて、ねかせてからアップしてるんですけど、今はそんな時間を置いてしまうと、このキヨシローさんへの思いが欠けてしまう気がするので、できるだけ修正もせずアップしようと思います。

 

キヨシローさんとの出会ったことで、僕は自分の人生を、自分で選んで、自分の足で歩き始めることができるようになりました。そして大学に入り、自分が自分でいいだという自信をもつきっかけを掴むことができました。

 

ありがとう、キヨシローさん!

 

ネズミに捧ぐ詩

ネズミに捧ぐ詩