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42歳、AppleとlifeHackと人生と・・・

lifehacker.jpライター。happy-applelife管理人。僕の行動でちょっとでも世の中をよくすることができたら、ちょっとでも誰かHappyにすることができたらうれしいです。




お金をもらって働くということ

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大学生時代、チェーン店の居酒屋でバイトをしていました。

まあ、自分で言うのも何なんですが、まったく使えなかったバイトだったと思います。自意識過剰、自分のことしか考えていない、何もできないくせに自分は特別な存在だと心の何処かで思っていた、甘ったれた学生。

今思い出しても、恥ずかしい過去です。

 

で、そのバイト先でのできごとですが、ある日バイトにいったら店長の僕に対する態度が変わっていて、それまで名前でよばれていたのが、いきなり「おいお前!」とお前呼ばわり。

なんか僕しでかしたかなと不安になって、同僚のバイトに聞いても何もわからず。

店長からなにか叱られたりしたこともとくにない。前日までは普通だったのに。不安になり落ち込みました。

ただ、今にして思えばば、原因は自分の態度が悪かったからだと思います。

 

はっきりと覚えているのは社員のヘルプをしなかったこと。いちおう、それには僕なりの考えがありました。社員が料理作っていたのですが、素人のバイトがなにか手を出すのは、プロに料理人に対して失礼だと勝手に思い込んでいました。

でも、社会人の今の僕から見れば、これはお金を稼いだことのない人間の考えだなとわかります。仕事は自分で見つけてやるもの。なぜあの時「なにかぼくにできることないですか?」と言えなかったんだろう。

そして僕に「手伝って」の声がかからなかったのは、気の利かない、手伝わないバイトだと思われていて、信用されていなかったからなんだろうな。

お金をもらって仕事をしているんだという意識が欠如していたんだと思う。

その後、経営難から店を閉めることになり、僕は辞めることになりました。

 

若さゆえの視野の狭さだったと思います。人を手伝う、助けるという視点が、僕には抜け落ちていました。

ほんとうにダメで、迷惑をかけていたと、恥ずかしく思います。もしあの時の自分にあったら、きちんと教えて、叱ってあげたいと思います。

 

それから、新しく始めたバイトは、やっぱり居酒屋。でも個人でやっている小さなお店で、カウンター8席、テーブル8人×2つ。大将とバイト二人で回す感じです。

そこでは、大将によく叱られた。叱られることで、お金をもらって働くということがどういうことなのか、(バイトであれ社員であれ)、すこしずつ理解することができました。

そこでは、ほんとうによくしてもらった。たまに手伝いにきていた女将さんには、親元を離れて暮らす僕に、「京都の親だと思ってや」といわれたのは、当時はただ「ありがとうございます」なんて言葉少なに返していたけど、今、親になってみて思うのは、僕が同じ立場だったら同じことがいけるかなと考えてみると、まずいえない。そんな、僕にはきっといえないだろう言葉をかけてくれたことに、本当に感謝している。

大将は京都の人なので、京都人特有の意地悪さ(笑)で、なんども田舎もんの僕をいじめてきたが、今思えば愛情の裏返しだったのかなあ、といい方に考えてみています。

 

大学を卒業し、就職が決まっていなかった(まあ、就職活動をしていなかったのだが・・・)僕を、「うちでバイト続けないか」と誘っていただいた。その時は学生じゃなくなるのだから、バイトではなく正社員としてどこかに勤めたい。そして親を安心させたいという気持ちがあったので、就職決まるまで、ということでバイトを続けることにしました。で、4月下旬、運良く仕事が決まり、今に至るというわけです。

 

お金をもらって働くということは、いろんな経験(成功も失敗も)をすることができます。それはお金をもらっている以上、遊びではなくて真剣にやっているからだと思います。

僕は学生時代に最初に述べたような苦い経験をして、それはいまでも辛い思いでとして残っていますが、お金をもらって働くということの厳しさをしりました。

 

4月。新社会人になったり、新入生が初めてバイトをする時期だと思います。おそらくお金をもらって働くことって、まだわかっていないと思います。でもいっぱい叱られてください。いっぱい失敗してください。いっぱいつらい思いをしてください。そうすることで、お金をもらって働くということがどういうことなのかが、すこしずつ、身にしみてわかってくると思います。

 

社会人15年目、39歳の僕も、過去の自分がダメだったことが分かる程度には成長してきましたが、まだまだ社会人として足りない部分があって、勉強すべきことがたくさんあると思っています。

 

このブログを読んでくれた新社会人、新入生のみなさんへ。

まだまだ未熟な僕ですが、僕の経験からひとつアドバイスをするならば、仕事は自分で探して見つけてください、そして見つからなければ先輩に「何かできる仕事はないですか」と訪ねてみてください。きっと自分が成長することができますし、先輩にも可愛がってもらえると思います。

新しい生活、がんばってくださいね!